電子ドラムキットという現代の奇跡は、ドラマーになりたいと言い出した子供を持つ親たちにとってまさに救世主だ。こうした技術が存在する前は、パーカッショニストになるための練習は関係者全員にとって騒々しいものだった。今日では、RolandやAlesisといったメーカーが電子キットのサウンドと感触を極限まで磨き上げ、聴く者が本物のアコースティックキットが演奏されていると勘違いしてしまうほどのレベルに達している。

電子パーカッションの黎明期であった80年代当時、リアリズムはさほど重視されておらず、むしろデジタルで作られたドラムサウンドの明らかに人工的な質感こそが、あの時代のエレクトロニックミュージックを定義するクールでスタイリッシュな選択だった。個性的なスタイルという点では、イギリスの電子ドラムキットの元祖「Simmons」は、その6角形のパーカッションパッドで際立つ「へキサ」的な魅力を放ち、当時としては未来的でロボットらしい存在感を放っていた。

Dave Simmonsの先見的な機材がなければ、今日紹介するDRCサウンドデザインチュートリアルのトラックを耳にすることはなかったかもしれない。そして100%意図したダジャレを言わせてもらえば、Simmonsのドラムキットこそが「The Brazilian」というトラックの起源(genesis)だったと言えるだろう。(もちろんイギリスのプログレバンドGenesisによる曲だ!)

このトラックの制作において重要な役割を果たしたのは(これもまた意図的なダジャレだが)、キットがどんな面白いサウンドを生み出せるかをいろいろ試している中で、「The Brazilian」の土台が築かれたということだ。この実験的でパーカッション色の強い、バンドの1986年のアルバム「Invisible Touch」の最終トラックは、機械的な動きから激しいクライマックスへと展開し、緊張感を積み上げながら、見事なギターソロとキャッチーなシンセメロディも織り交ぜている。

今日Lucasが取り上げるのは、Genesisのクラシックなシンセパッチ4種類。80年代屈指のインストゥルメンタルトラックのひとつ、Genesisの「The Brazilian」のサウンドの作り方を紹介する。

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Posted by Imaginando · Oct 13, 2022