違法レイブからチャートのトップまで、Adamskiは『Killer』を生み出した音楽的頭脳であり、Sealはソウルフルなボーカリストです。
この曲の歴史は、Sealが成功への道を歩み始めた物語でもあります。1989年、Sealは違法レイブでパフォーマンスするAdamskiを初めて目にしました。Sealは自分のデモテープを、当時AdamskiのルームメイトでもあったMCのDaddy Chesterに渡し、Sealの唯一無二のボーカルの才能に感銘を受けた彼を通じてAdamskiとつながります。その後二人は大晦日にロンドンのSolarisクラブで実際に出会い、Adamskiがいくつかの曲を一緒に作ろうとSealを誘いました。
もともとインストゥルメンタルだったこの曲を、Adamskiは『killer』と呼んでいました。その響きが「映画の殺人シーンのサウンドトラックのよう」だったからです。Sealのボーカルは1990年1月末に録音され、完成した曲は3月21日にリリースされました。まさに「じわじわ上昇するタイプ」のヒット曲で、当初は英国シングルチャートのトップ40にぎりぎり滑り込み、4月14日には39位でしたが、5月12日には首位に到達し、そこから4週間にわたって1位をキープしました。
歌詞に込められた意味について、Sealはそれが「自分を縛るものを超えていくこと」についての曲であり、自由のエンパワーメントを後押しするものだと語っています。
名前も中身も『killer』そのもので、この曲がヨーロッパ中で大ヒットし、SealとAdamskiを一躍主流の脚光の中へと押し上げるのも時間の問題でした。そのあまりの速さは両アーティストにとっても驚きだったようで、Sealは2013年のThe Guardian紙のインタビューでこう語っています。「わずか1週間で、レイブに来ている髪にシルバーの飾りを付けた無名の変わり者から、誰もが知る存在になった」。
このチュートリアルで同じような一発逆転のサクセスストーリーが訪れるとは約束できませんが、文字通り『killer』なサウンドデザインを学べることは間違いありません。今週のDRCサウンドデザインチュートリアルでは、AdamskiとSealの『Killer』のサウンドを再現する方法をご紹介します。
サウンドは封をして、お届けしました、
Team Imaginando

