デジタルダウンロードとスマホの電波さえあればどこでもストリーミングにアクセスできる、相互接続された今日の世界では、音楽をつい当たり前のものと考えてしまいがちです。Beatportのようなサイトで際限なく並ぶMP3を次々とクリックしていく行為は、地元のレコードショップでランダムなアナログ盤の山を漁り、名盤を発見するというあの手応えと興奮に比べると、ほとんど機械的にすら感じられます。
ブルガリア出身のDJ兼プロデューサー、Strahil Velchev、通称「KiNK」が1989年に初めてレコードを買い始めた頃、選択の自由は主観的なものでしかありませんでした。政府がほぼすべてを決め、選べるものはごくわずかだったからです。
皮肉なことに、兵役に就いていたことがVelchevにとって音楽制作を実験する機会となりました。当時アクセスできた軍のコンピューターを創造的に活用したのです。工夫を凝らすことは習慣であると同時に必要でもありました。最初のコンピューターにはわずか16メガバイトのRAMしかなかったため、Velchevは奇妙で素晴らしいJeskola社のDAW「Buzz」に頼ることになります。
当時に比べ私たちのコンピューターは格段にパワフルになりましたが、DRCも含め、スタジオのセットアップから最大限の力を引き出すことには今も大きな意味があります。そんな思いを込めて、今週はKiNKの2015年のトラック「Cloud Generator」からベースとアルペジオを作る方法をご紹介します。
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それではKiNKなサウンドをお楽しみください、
Team Imaginando
Posted by Imaginando · Feb 01, 2019

