Jan Blomqvistは1980年代生まれで現在はベルリンを拠点にしており、単なるテクノ信奉者のDJではありません。彼をDJと呼ぶのはむしろ失礼にあたるでしょう。シンガーソングライターのように、感情豊かでメロディーに対する鋭い感覚を持ち、様々な感覚を音として昇華させる才能の持ち主です。

Janが音楽と生演奏への情熱に目覚めたのは、わずか10歳でギターを手にした時でした。The Rolling Stonesのようなバンドの影響を受け、やがて自身もロックバンドの一員となります。しかし、憧れのMick Jaggerの足跡をたどるという魅力は次第に薄れていきました。ロックミュージックが彼の創造力を同じようには刺激しなくなったからです。

ロックに区切りをつけた彼は、自分の音楽的アイデアを表現する新しい方法を探す必要がありました。そこで出会ったのが、電子音楽という奇妙でエキサイティングな世界です。わずか4人編成のバンドという制約から解放され、Janは自分の指先ひとつでオーケストラ全体を操れることに気づきました。オーケストラというコンセプトは彼の中に深く根付き、ライブでは「コンサート・テクノ」をクラブに持ち込むことを目指しています。

今日はそんなサウンドの一端をお届けします。2018年の「The Space Inbetween」(Ben Böhmer Remix)を取り上げ、16分間にわたるサウンドデザインの解説を通して、この楽曲の幻想的な背景音の一部をご案内します。

Abletonプロジェクトファイルはこちらからダウンロード

このJanらしいDRCチュートリアルをお楽しみください。
Team Imaginando

Posted by Imaginando · Jul 17, 2019