80年代のTVドラマ『ナイトライダー』には全てが詰まっていた。アクション、アドベンチャー、ドラマ、コメディ、そしてもちろん、しゃべるクルマと共に犯罪に立ち向かうデビッド・ハッセルホフ。いくつかの信じられないほどイケてる(あるいはひどい)髪型はさておき、この番組の本当の主役は、Stu Phillipsが手がけた、とにかくクールで男らしいテーマ曲だった。

80年代を象徴するシンセに、Fenderベースギターの鋭い一撃が刻み込まれたこのテーマ曲のファンキーなリフは、数多くサンプリング・リミックスされ、その結果いくつもの大ヒット曲に姿を変えている。メインメロディの系譜をたどると、多様な音楽スタイルを横断する興味深い旅路が見えてくる。

一部では、レオン・イェッセルの『Parade of the Wooden Soldiers(おもちゃの兵隊の行進)』に着想を得たものだとされており、実際におなじみのメロディフレーズがはっきりと含まれている。しかし番組の制作者であり共同作曲者でもあるGlen A. Larsonは、あるインタビューの中で、このテーマ曲はフランスの作曲家Léo Delibesによるクラシックバレエ曲『Marche Et Cortège De Bacchus』の要素から作られたと明かしている。

ナイトライダーのテーマ曲がサンプリングされた最も有名な例の一つが、Busta Rhymesの1998年のヒップホップ・ヒット『Turn It Up (Remix) / Fire It Up』だ。タイトルの『リミックス』の部分は、新たに加えられたナイトライダーのサンプルを指しており、オリジナルのアルバムバージョンではAl Greenの『Love and Happiness』がサンプリングされていた。

2002年には、今度はBustaの曲がサンプリングされる側になった。アーティストの『Punjabi MC』が『Mundian To Bach Ke』をリリースし、『Turn It Up (Remix) / Fire It Up』のサンプルをバングラの大ヒット曲に変貌させたのだ。

そして最後に、私たちの旅はJay-Zで終わる。彼による『Mundian To Bach Ke』のリミックスでは、ラッパー特有のフロウが光り、それまでパンジャーブ語のみだったトラックに、英語のボーカルが加えられている。

あなたも今こそ、この最高にクールな80年代のテーマ曲に自分なりのアレンジを加え、そのサウンドを再現できる。Stu Phillips『Theme From Knight Rider』を題材にしたDRCサウンドデザイン・チュートリアルをお届けしよう。

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ナイトクラブ、大好き。
Team Imaginando

Posted by Imaginando · Aug 25, 2022