私たちの多くにとって、ソーシャル・ディスタンスはこの1年近く、生活の一部となっている。新型コロナウイルスに対する世界的な取り組みの一環として、各地域ではさまざまなルールや制限に従わなければならない。世界がこうした厳しい課題に対応しようとする中で、とりわけ大きな打撃を受けているのがナイトクラブやライブ会場だ。これらのビジネスを現実的に営業する術は、もはや残されていない。
『クラウド・レイヴ』やTwitchストリーミングが、おなじみのサウンドトラックを私たちの自宅に届けてくれた一方で、いつものクラブのDJブースやダンスフロアは、不気味なほどの静寂と暗闇に包まれてしまった。
2020年の終わりにリリースされたボスニア系ドイツ人DJ/プロデューサー、Solomunの『Home』は、こうした夜の場所に必要な光を投げかける一曲であり、私たちがまたそこで心から寛げる日を待ち望む気持ちを映し出している。
『Home』は、本来あるべき形で音楽を聴くという魔法のような体験を懐かしく思い起こさせる曲であり、通常であれば快楽主義的なレイヴァーで埋め尽くされているはずの、がらんとした音楽ホールやクラブ、会場との際立ったコントラストを描き出している。Henrik Almが手がけたミュージックビデオはまさにそれを映し出し、不気味なほど空っぽになったアリーナの数々を見せてくれる。Solomunは制作の動機についてこう語っている。
「どんな場所にも、音楽は居場所を見つけることができる。しかし本当に音楽を体験するには、そのために特別に設計された部屋に実際に足を運ばなければならない。そうした神聖な部屋の中でこそ、音楽は本当の意味で人々の心に届くのだ。」
今週のDRCサウンドデザイン・チュートリアルでは、Lucasが『Home』を5つのサウンドに分解して解説する、メロディック・テクノの実践講座をお届け!
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心のある場所が、我が家。
Team Imaginando

