もしクラシックな「アシッドハウス」の精神とサウンドを凝縮した1曲を選ぶとしたら、あなたは何を選びますか?ジャンル名の由来となった名盤、Phutureの『Acid Trax』を挙げる人もいれば、真っ先に思い浮かぶのは808 Stateと、そのヒット曲『Pacific State』の象徴的なサックスソロだという人もいるでしょう。この尽きることのない議論の中で、今回は「真髄」とも称されるアシッドハウスの名盤、Choiceの『Acid Eiffel』を取り上げます。

アーティスト名の下にヴァイナルのステッカーで記された通り、「from Paris」を名乗るChoiceは、Laurent Garnier、Shazz、Ludovic Navarreからなるフランスのコラボレーション集団です。1993年に結成され、Ludovicがサウンドエンジニアとして働いていたサンジェルマンアンレーのスタジオで共に制作を行い、『Acid Eiffel』はある運命的な10時間セッションの成果として生まれました。

かなりシンプルで限られた機材構成――Roland TB-303、Roland JD-800、小さなミキサー、それだけ――を最大限に活用してこの曲は作られましたが、3人はヒット作を手にしているという確信を持っていました。その確信が裏付けられるまでにそう時間はかかりませんでした。この曲がパリのRex Clubで初めて公の場でお披露目された時のことです。Laurent Garnierは13分間の曲全体を最初から最後まで流し、数秒間の静寂の後、会場は歓声と拍手に包まれました。それを見た「FNAC Records」のボス、Eric Morandは即座にDJブースへ駆け寄り、その場でレーベル契約にサインさせたのです。

この曲はLucasが今まで聴いた中でも屈指のお気に入りトラックのひとつで、今週のDRCサウンドデザインチュートリアルでは、このクラシックなアシッドハウスの名曲からパッドとアシッドサウンドを再現します。

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見惚れるほどの仕上がりを、
Imaginandoチームより

Posted by Imaginando · Apr 22, 2021